世界は考え方でどうにでもなる

社内SEからジョブチェンジし、コンサルタント見習いです。「人間を科学する」ことに興味があります。

もんじゃ焼きとにおい(その2)

     

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・・・続き・・・ 

 前回物理的に消臭する方法と、他の臭いでマスキング(芳香とされる成分中に悪臭成分もその構成成分として利用)する方法を挙げました。 
そしてリセッシュは、どちらでもないということも。 

 今回は、第三の方法を見つけました。これこそが、リセッシュ・ファブリーズ・きれいのミストなどの消臭の原理だったのです。 

 その方法とは、臭い物質を化学的に他の臭わない物質に変えてしまう方法です。吸収とは若干違うと思います。反応させるわけですから。 
やっぱり物理的ときたら、化学的もあってもおかしくありません。物理的風化と化学的風化のように。 
化学的というのは、熱で分解して燃焼させる方法や、臭い物質を薬液と化学反応させて別の物質に変える方法等があります。 
 僕が参照にしたところによると、都市ガスのくさいにおいが、燃焼させるとにおわなくなるのは、これと同じ原理だそうです。 

さらにこの方法には二つのタイプがあることがわかりました。 
「スプレーの成分が臭い物質と結びつき、臭い物質の再蒸発を押さえるタイプと、スプレーの成分が臭い物質と化学反応して消臭するタイプ」があるらしいです。 
前者はどちらかというとマスキングタイプですね。後者こそが化学的と言えるのではないでしょうか。 

 何が言いたいかと言うと、「臭わなければ人間、理屈なんてどうでもいい。」 

 ちなみに、死臭は洗っても落ちにくいとよく言われますが、それは脂的成分が死臭にあって、その成分が皮膚の中にまで浸透するかららしいです。化粧品のオイルのように。昨日のもんじゃ焼きの煙にも、脂的成分が入ってると思います。風呂に入ってもまだにおう……。 

以上がにおいの消臭について、でした。