世界は考え方でどうにでもなる

社内SEからジョブチェンジし、コンサルタント見習いです。「人間を科学する」ことに興味があります。

これから生きるために必要なことは

ライフネット生命社長の出口治明氏の「これからを生きるために必要なことは」のお話を聞いて自分なりにまとめます。

●はじめに

今の社会では、生きるためには働く必要がある。人は衣食足りて礼節を知るものであるから、十分に生きるだけの収入を得ることが大事である。そのためには、今までにない価値を生み出し、勝ち抜かなければならない。

貴方がこの世界で生きて勝ち抜くためには、この世界を理解する必要がある。スポーツの試合で、ルールを知らないと勝てないことと同じである。

この世界をどのようなものとして認識し、どこを変えたいと思い、自分はその中でどの部分を担うのかを考える。

理解の方法としては、数字・ファクト・ロジックのみを使ってタテ・ヨコ思考することである。タテ思考は、時間軸。過去から現在を認識し、未来を予測する。ヨコ思考は、空間軸。どこに何があり自分はどこにいるのか理解する。

決して思い込みや常識で判断しないこと。人間は見たいものしか見ない、あるいは見たいように現実を変換してしまう動物である。

 

●日本について

今の日本はどのように作られたか。それは、第2次世界大戦で日本が焼け野原になったことから始まる。そこから、日本人は悔しい思いをし、なんとか豊かになりたいと願った。当時1番だったのはアメリカだからそれを真似するのが最も早く復興する手だった。ロールモデルがいてやり方も方針も明らかだったから中央集権(統制)で談合(鎖国的)な組織体制が最適だった。下の人は命令された通り動けばそれで結果が出たからそれで良かった。そして1980年代にはアメリカを抜いて国際競争力世界1位になった。

 しかし、ロールモデルを抜いても以前と同じやり方で戦っていたため、次第に世界に通用しなくなっていた。今までアメリカの真似してルールが決まっていたきれいなサッカーしていたが、世界はなんでもありのプロレスが主流になってきたということ。

何を間違えたか、財政金融のタイミング、量を間違えた。世界を正しく認識していなかった。今のアベノミクスも病人に強心剤打って少し反応出ただけ。強心剤で一時しのぎなだけ。そしてグローバルで戦って来なかったからTPPで交渉できないと言われているが、まず交渉しなければ強くなれない。交渉で負けてこれから強くなれば良い。

 

アベノミクスの何が強心剤に過ぎないのだろうか。。根本がダメなんだろうか。

 

以上は、前段階