アジサイの色について
アジサイの花の色が様々なのは、詳しいことはまだ分かってないが、赤い色素アントシアニンと土壌の中に含まれるアルミニウムがカギを握る。酸性土壌ではアルミニウムが溶けてアジサイの根が吸収しやすく、アルカリ性や中性土壌では溶けにくい状態なので吸収されにくい。アルミニウムが吸収されると花の色は青くなり、吸収されないと元々の色のピンク色になることが知られている。しかし、補助色素との関係や時間や場所の違いによって異なったりで一概には言えない。また、肥料によっても違いがあり、窒素、リン酸が多くカリウムが少ないとピンク色に、窒素、リン酸が少なくカリウムが多いと青色になるようだ。
咲き始めは葉緑素が入って薄い緑色で、大きくなると葉緑素は分解されてアルミニウムが吸収され青色やピンク色に変化し、時間が経って老化すると色が褪せていき紫色っぽくなる。
日本は火山が多いため土壌は弱酸性であるので青いアジサイが一般的であるが外国ではピンク色のアジサイが多く青色のものはあまり見られない。
参考URL:http://homepage1.nifty.com/seihotei/photo/ajisai.htm
http://www.sk.aitai.ne.jp/~dive2/aji2.html
http://homepage2.nifty.com/osiete/s615.htm