世界は考え方でどうにでもなる

社内SEからジョブチェンジし、コンサルタント見習いです。「人間を科学する」ことに興味があります。

蜂毒(はちどく)とは

 蜂毒は、蜂の体内で作られた複数の化学物質からなり、蜂の種類によって化学物質が異なる。毒は針とつながった毒嚢に蓄えられる。また、蜂毒は3種類ある。刺された所に腫脹・腫れを起こすアミン類、アレルギー反応の原因となる高分子タンパク質、溶結作用を起こす精神毒でもある低分子ペプチドの3種類である。刺された直後の即時型の反応は、毒の中のアミン類の直接作用によるもので、刺されてから1週間程度あらわれる症状はアレルギー反応によるものだと考えられている。

 

 蜂毒の症状は、アレルギー反応とは別のものである。蜂毒だけの症状であれば、強いかゆみ、発赤、腫れという局所症状があらわれるのみで、数日で消失する。しかし、一度刺されるとその毒に対する抗体ができ、もう一度刺された時に急性アレルギー反応(アナフィラキシー)を起こすことがある。

 

 一方で、蜂毒治療という蜜蜂の蜂毒を利用した治療方法が存在する。蜂毒には天然の有効成分が含まれていると言われており、民間療法ではあるが治療として使われている。

 

 

参考URLhttp://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/hachi/bee/mamechishiki.html#7

http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/academy/60-0763.pdf