世界は考え方でどうにでもなる

アウトプットの練習場所です。大目に見てください

タバコの功罪

 タバコは「百害あって一利なし」というように言われることが多いが、タバコの利害とはなんなのだろうか。

 古代の人々は、精霊や神といった類のものと交わるために幻覚性のある植物を使っていたが、その中でタバコは比較的穏やかな作用だったため精神的なもの、神への供物としてよく使われていた。16世紀に、ヨーロッパではタバコは「万能薬」として、特にペスト大流行のときは大人の医師から子供まで吸っていた。このときのタバコは疲れや緊張を和らげてくれる手軽なものとして広まっていた。つまり、気分が良くなることと医療行為は一緒で、両者を分けて考えるという発想はなかった。19世紀に入っても疫病の予防になると信じられていたが、万能薬としての信仰は薄れ、戦後の肺がんの増加によってタバコの害が疑われると、人々は喫煙の健康に対する懸念が高まり禁煙の動きが加速していった。

 タバコの歴史をみると、最初は薬として広まっていった。そしてリラックス効果が得られるので、急激に成長する社会環境によるストレス解消に浸透していったと考えられる。 

 現在、様々な喫煙によるその人自身の健康や周囲への被害があることが分かってきているが、それでも喫煙者がいるということは喫煙によって何らかの(精神的)利益があるからではないかと思う。

 参考URL: 「たばこの歴史」http://www.t-webcity.com/~thistory/thistory/t_history.html