世界は考え方でどうにでもなる

社内SEからジョブチェンジし、コンサルタント見習いです。「人間を科学する」ことに興味があります。

「和食」が無形文化遺産に登録されたけど、そもそも和食とは??

日本の「和食」無形文化遺産に登録決定|NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131205/k10013585371000.html

和食が無形文化遺産に ユネスコ 「自然尊重の体現」評価|MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/life/news/131205/edc13120500040000-n1.htm

「和食」無形文化遺産に登録決定…ユネスコ|読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20131205-OYT1T00008.htm

 

 京都の料理人らの「日本料理アカデミー」が提言し、日本政府は「和食」を「自然を尊重する日本人の精神を体現した食に関する社会的慣習」と位置づけてユネスコに提出。昨日登録が決定された。

 「和食」http://ja.wikipedia.org/wiki/和食

  オムライス、カレーライス、ラーメン、スパゲッティなど、日本独自の発達をしているために日本料理として扱われることもあるらしい。

 和食ってなんだろうと思って、ウィキペディアみてみたけど、明確に定義づけはされていないらしい。 

 

 「日本の国土に根ざした多様な食材が新鮮なまま使用」、一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルの「コメを中心とした栄養バランスに優れた食事構成」による日本人の長寿・肥満防止に役立つ健康的な食事、「自然の美しさや季節の移ろいの表現」、「正月などの年中行事との密接な関わり」を和食の特徴としている。

〜中略〜

素材の新鮮さが特に尊重される。一般的にをはじめとする穀物野菜類、果物魚介類海藻といった海産物、鳥類などが使われ、乳製品はほとんど用いられない。特に海産物と大豆加工食品の利用の多彩さが特徴で、総じて低脂肪、高塩分であるとされる。このような特徴は東南アジアの食文化とも共通するが、それらの料理と比較して獣肉と油脂の利用が発達しておらず、風味の強い香辛料の使用が少ないという違いがある。新鮮な食材や良質な水に恵まれているため、素材の味を最大限に活かした味付けが尊重される。

(ウィキペディアより)

 

  しかし、日本料理は(その食事に関する慣習も含め)、確かにとても独特だ。

 納豆、刺身、みそ汁、ご飯、日本酒、日本茶、そば、食事作法(箸、いただきます等)、わさび、お好み焼きなど簡単に思いつく。フランス料理、イタリア料理に負けるとも劣らないクオリティとユニークさはあるんじゃないかと思ってた。ただ、海外では、日本で食べるのと同じ和食が提供されている所は少ないんじゃないか。定義づけられてないし、庶民的料理は日本人も感覚で理解している所もあるから、正確に説明できない。京懐石とか伝統的なものは確立してると思うけど、一般的な和食とはなんだろうと考える。幅が広過ぎて一概には言えない。

 とりあえず、和食の特徴を理解してまとめる。

 自然(素材の風味、新鮮さ、旬、器や盛りつけの季節感、水の味)を尊重する。

1、正月や田植えなど年間行事との密接な関わり

2、四季や地理的多様性による新鮮な山海の幸

3、自然を表した美しい盛りつけ

 素材の味を引き出すために、調味料を極力使わず味付け前の下処理に手間をかける。みそや醤油などの発酵技術。また、新鮮さを尊重するため、「焼く」技術よりも「切る」技術を重視する。

 

 作法や器については↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の食事作法