世界は考え方でどうにでもなる

社内SEからジョブチェンジし、コンサルタント見習いです。「人間を科学する」ことに興味があります。

中途入社前研修に行ってきました。

こんにちは。

 

まだSEとして現職で働いていますが、入社前にコンサルタントとしての考え方というものを学ぶ研修がありました。最初に内容とやった結果の印象をまとめると、主にコンサルティングするときのフレームワークの解説と姿勢とディスカッションでしたが、個人的にはなかなかうまくできなかったなーという印象でした。それを振り返りたいと思います。

 

研修は本社の会議室で行われました。同期となる予定の人達と一緒に研修するっぽいですが、その人たちとは初対面となります。皆優秀な人ばかりだと思うと少し緊張しました。

講師の方は何年か会社と付き合いのある方だそうで、今年は人数が多くて活気があるということでした。

研修内容について

なにぶんコンサルタント未経験者が大半ということもあり、そもそも「コンサルティングとは」や、実際に使うフレームワークの使い方、MECE、ロジックツリーの紹介などでした。聞くだけなら理解できるのですが、いざチーム内でディスカッションしながら結果を発表す流となるとなかなか意見が出揃わない感があり、これでいいのかな?と思いながらの発表という感じでした。初対面の人といきなり議論も難しいですね。他の人の様子・出方を見ながらやると時間ばかり過ぎてしまうし、かといってグイグイ自分のポジションで引っ張っていこうとすると反発を受けて意見が出なくなってしまう恐れがあります。

ディスカッションする上で、メンバーの思惑や性格、やり方をいかに早く察知し、意見を引き出しつつそれぞれの感情などをうまくバランス保ちながら時間までに結論を持ってく技術も必要なのかなと思いました。

ここでは、最初は個人でブレスト→その結果をチーム内で共有→最後に分類分けしてまとめるという時間の使い方を提案して、うまくいきました。

 

 2回目のディスカッションでは、ロジックツリーを使って成長戦略を考えるということでした。こちらは進め方を間違えてしまったと思います。

仮説を立ててそれに向かって議論を始めるとこまでは良かったんですが、 議論がまとまらず、とりあえずロジックツリーを書いてみてあーでもないこーでもないと言っているうちに時間が経って焦ってしまっていました。結局は、最後ちょっと飛躍して結論を出した感じになりました。他のチームよりかはましだったみたいですが。

ロジックツリーはどうすれば完成なのか最初わからなかったんですよね。要するに、MECEで検討したかどうか、とその要素の中で何をどういう理由で選んだかが分かればいいのですよね。

コンサルする上で大事なこと

で、コンサルする上で大事なのが、「結論はクライアントにとって価値ある意思決定できる答えでないといけない」ということ。

ロジックツリーでは、なかなか価値ある独自性が出しにくいということですが、それも最初の仮説の立て方次第でなんとかなるそうです。それはやはり色々学んで経験していくとわかるのだと思います。

 

各チームにフィードバックが与えられました。僕のチームでは直した方がいいという風には指摘はされなかったのですが、MECEが荒いということでした。もっとちゃんと分類分けすればよりわかりやすく発表できるのではとのことです。

MECEもその要素についてどれだけ知っているかによって精度が変わってくると思うので、知識も増やしていかないとですね。

 

インプット・アウトプット、そしてディスカッションとそれぞれ高める必要があり、難しい仕事になりそうですが、頑張りたいと思います。

 

それでは。