映画『カッコーの巣の上で』とロボトミー(ネタばれあり)
「カッコーの巣の上で」を見ました。とても面白かったんですが、最後に主人公がロボトミーをされたことに衝撃を受けました。てっきりハッピーエンドだと思っていたので。
この手術は第二次大戦後に活発に行われ、1949年には創始者はノーベル医学賞が与えられています。しかし次第に患者の人格が問われ、75年には「日本精神神経学会で『精神外科を否定する決議』が可決されて」完全に廃止されました。「カッコーの巣の上で」の公開は75年です。
ロボトミーとは、下に詳しく述べてあるのを載せましたが、簡単にいうと人の知的なものを取り除くことです。それをした人間は、「意欲が乏しくなり、外界のできごとに対して無関心、無頓着になる」というのです。
「カッコーの巣の上で」は、ロボトミーに対する批判も含められているのかもしれません。
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