世界は考え方でどうにでもなる

社内SEからジョブチェンジし、コンサルタント見習いです。「人間を科学する」ことに興味があります。

ACL再建の抜釘手術をして、健康を大切にしようと思った。

2年前に膝の前十字靭帯(ACL)を損傷した。運動中に急に方向転換したせいで、膝に無理がかかって「グリッ」というような音というか響きがあり、激痛が走った。

そしてACL損傷と診断され、その年の夏休みにACL再建手術をした。リハビリには6ヶ月かかって翌年の2月に復帰した。

それから1年半経って、再建した靭帯がゆっくりと骨に馴染んでくっついたから固定していた釘(ステープラー)を取ろうということで、手術をすることになった。

 

正直もう2度と入院したくないと思った。点滴の鈍い継続的な痛みが気を狂わせる。衝動的に引きちぎりたくなる。そして術後の麻酔が切れたあとの膝の痛み。痛み止めもほとんど効果無く、ナースコールして座薬でやってもらったにも関わらず意味なかった。夜も眠れずただひたすら痛みに耐えるしかなく、膝を動かすと激痛だからベッドの上で寝返りも打てない。もうあんな体験はごめんだ。たった1泊2日の入院だったが、もう行きたくない。それに6人部屋でいびきの大きい人がいたり、隣のベッドの人がすーごい痰がでるらしくその音が非常に不快で、食事もきらいではなかったんだけど、生々しい音聞くと食欲も失せた。でも、そう、病院食は嫌いではない。量は少ないけど、寝てるだけなら十分だ。栄養バランス考えられているはずだし、健康的なものは好きだ。

ただ、病院は痛みに耐えるだけで精一杯な人がたくさんいて、そういう環境にいると何かをする気もなくなって、気持ちが沈むからあまり居たくないというのもある。元気にしていると周りに悪いんじゃないかと思ってしまう。

 

そういうわけで、抜釘手術してきて、思ったこと。

怪我して入院や、年取ってから体の不健康な生活の積み重ねによる不調で入院するようなことにならないよう、今から健康を大事にして生きていこう。

酒、煙草、怪我、事故、暴飲暴食、不規則な生活、ストレス、運動不足、etc...

色々な原因を作らないようにしよう。そんなん生きる楽しみが無いじゃないかなんて言う人が居るかもしれないが、僕に取って健康であることが楽しい。自由に歩ける走れる、体を動かせる、それだけで楽しい。もちろん思いっきりばか騒ぎして飲みまくって体を酷使してという楽しみ方も理解できる。だけど、もう体を壊した後の苦しみ、一旦悪くなったものを普通に戻す大変さを知ったら、無茶は出来なくなった。

無難な人生を歩みたいわけじゃない。体を酷使すること以外にも無難じゃないことはあると思うから。例えば、遠くへ旅行とか、詩を書いてみるとか、音楽に挑戦してみるとか、スカイダイビングしてみるとか、とにかくやったことないことをやってみる。素晴らしい景色を見に行く。心ふるわすような音楽を聴く。超一流の料理人の料理を食べる。
しっかり探して計画を立てれば、いくらでも見つけて実行できるはずだ。そんな風に生きていきたい。