女王の教室 1話から最終話までの心にきた問答集7,000文字
1話
- 「それが社会というものです。」
愚か者や怠け者は差別と不公平に苦しみ、賢い者や努力した者は色々な特権を得て、豊かな人生を送ることができる。
それが社会というものです。
あなた達は、この世で人のうらやむ幸せな暮らしをできる人間が何人いるが知ってる?
たったの6%よ。この国では、100人のうち6人しか幸せになれないの。残りの94%は、毎日毎日不満を言いながら暮らすしかないんです。
日本という国は、そういう特権階級の人たちが楽しくしあわせに暮らせるように、あなた達凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。
そういう特権階級の人達が、あなた達に何を望んでいるか知っている?
今のままずーっと愚かでいてくれれば良いの。世の中の仕組みや、不公平なんかに気付かず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら、上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら真っ先に危険な所に行って戦ってくれば良いの。
いくらでも食べ物があると思ってる方が間違いなの。日本の食糧自給率は、世界で124位です。もし、アメリカや中国といった農業大国が不作になって輸入がストップしたら、飢え死にするしかないのよ、私達は。
それを考えたら、食べ物を粗末になんかできないはずなのに、日本人は大量の輸入した食糧の2割以上を無駄に捨てているんです。好き嫌いばかり言って平気で給食を残すあなた達のように。
2話
- 「人生」
人生は1秒1秒の積み重ねです。時間を無駄にする者は、人生を無駄に生きているのと同じことなんです。そういう人がいること自体、クラスにとって有害だと思わない?
イメージできる?
どんなに立派な会社でも、ちゃんと仕事をしているのは全体の30%くらいなんです。あとの50%は、何もしてないのと同じだし、残りの20%に関しては、人の足を引っ張っているだけ。問題は、一生懸命やっている人も、足を引っ張っている人を見ている内に馬鹿馬鹿しくなって何もしなくなることです。そして、会社はあっという間につぶれます。
今まさに、それと同じことがこのクラスでも起ころうとしているのよ。だったら足を引っ張る20%なんて、いない方がましだと思わない?
要するに、自分さえ良ければ良いの、みんな。ま、今は日本中そうだけど
3話
- 「愛することと甘やかすことは違います。」
愛することと甘やかすことは違います。
12歳の子供なんてまだ未完成な人間なのよ。その未完成な人間に、媚を売ったり彼らを甘やかしたりしてどうするんですか。罰を知らないで育った子供は、社会に出ても問題や事件を起こす大人になるだけです。そういう人間を作らないために、学校があるんじゃないですか。
だから私はルールを乱したり反省をしなかったりする児童には、罰を与えます。学校をやめる子が出てきても構いません。他の児童に悪影響を及ぼすような子ならいない方がましです。
4話
- 「彼らに一番教えなければならないのは」
事なかれ主義と言うか、きれいごとの典型ね。
人の善意に訴えるってわけ。それで何とかなるなら、戦争なんかとっくに無くなっています。
自主性や自由とか言って大人が放っておいたら、子供は自由と非常識を混同するようになるだけです。悪いことがなんなのか分からない人間になるだけです。
彼らに一番教えなければならないのは、真面目に勉強することと、目上の者にはちゃんと従うこと、そして、罪を犯したら、必ず罰を与えられるという恐怖感なんです。あなたの言っているような、上辺だけの優しさなんて必要ありません。
5話
- 「いじめ」
いじめをやめなさいと言って、いじめをやめますか、子供たちが。
大事なのは、子供達がいじめに立ち向かう精神力をつけることです。いじめに対処する知恵を持つことです。いじめられても戦おうという気力がないからいつまでたってもいじめられるんです、いじめがいが無くなれば、みんなやめるのに。そういうことを教えないで、犯人を見つけても何の意味もないでしょう。そんなことも分からないんですか?
とうとう逃げ出すわけ?でもどこ行くの?真鍋悠介ともけんかしたんでしょ?
友達もいないとこの世は終わりよ。
どうすれば良いか教えてあげましょうか。私に降伏すればいいの。
私を味方に付ければ、もう誰もいじめないし、怖いものはないもないのよ。
いい加減目覚めなさい!悔しかったら、自分の力でなんとかするのね。誰にも頼らずに、自分だけの力で。
うちのじいちゃんが言ってたんだ。
本当に辛い時は、頭ん中でカウントエイト数えてから立ち上がれって。そうすれば、ボクサーみたいにファイトが湧いてくるって。
6話
- 「知っちゃえば良いじゃん、皆のこと」
またなんかマヤに言われたの?
私と友達になる人なんか1人もいないって。私みたいに何も知らないくせに、心の中に土足で入ってくる人間は迷惑なだけだって。
確かにね。
…やっぱそうなんだ。
何も知らないのがいけないんだったら、知っちゃえば良いじゃん、皆のこと。
え?
そうすりゃOKってことでしょ?
…でも、どうやって?
そんなの自分で考えなよ。
「進藤さんのこと」
進藤さんのこと教えてください!
彼女は怖いのよ。好きになった人が、みんな自分の前からいなくなってしまうんじゃないかって。要するに、友達を作る勇気のない、弱い人間なの。
7話
- 「自分の人生くらい、自分で責任持ちなさい」
全部あんたが悪いんじゃない。スパイしろなんて言うから!エリカはまだ12歳なんだよ!あんな酷いことさせるなんて、人権侵害よ!
じゃあなんで断らなかったの。12歳の子供だって、自分の意志で断ることはできたはずよ。自分の罪を認めてみんなに謝ることもね。全くあなた達は…何か気に食わないことがあると、親が悪い、教師が悪い、友達が悪いと、人のせいにして…
そんなことばかりしていると、自分では何も考えられない思考停止人間になるだけよ。
イメージできる?
何か辛いことがあった時に、あなた達にできることなんか、せいぜい目をつぶることぐらいじゃない。でも目を閉じても、問題は消えて無くならないわよ。目を開けた時に、事態はもっと悪くなっているだけ。普段は個人の自由だなんて言って権利を主張するくせに、いざとなったら人権侵害だと大人に守ってもらおうとして。要するに、いつまでたっても子供でいたいだけなのよ。
悔しかったら、自分の人生くらい、自分で責任持ちなさい!
8話
- 「所詮自己満足なの」
くだらない大人の真似をして。いつまでこんなこと続けるつもり?
デモとかストライキなんてね、所詮自己満足なの。徹底的に戦うぞーとか、必ず勝利するぞーとか、叫んでそれでおわり。頭を使って、本当に必要なことを考えようなんて気は一切ないの。
今は日本中、改革だのなんだの大見栄を切って何もしない政治家然り、むかつくーとかかわいいーとか言って何も考えない女子高生叱り。
- 「いつまで逃げてんの」
和美が熱出したの知ってんの?当たり前だけどさ、あの子もいつも元気なわけじゃないんだからね。でも和美、すっごい大人になってるよ。クラスの奴らにだって頼りにされてるし、熱出してんのにずっとそっちのこと心配してたんだからね。ママが出てったのは自分のせいじゃないかって。
なのに何やってんのよ?
いつまで逃げてんの?
9話
- 「あなたがまだ未成年だからよ」
お母様の言う通りにしなさい。
どうしてですか?
決まっているでしょう。あなたがまだ未成年だからよ。
忘れないでね。あなたが普段使っている電話代だって、電気代だって食費だって学費だってただじゃないの。あなたはご両親に養われているのよ。色々なことから守ってもらっているの。
もしあなたが、ご両親の考えを押し切って、自分のやりたいことをやる気なら、家を出て自立するか、ご両親を説得して自分の考えを理解してもらうしかないの。両方ともできないでしょう、今のあなたには?あなたはまだ、お母様に偉そうなこと言う資格なんて、無いのよ。
- 「あなた達のご機嫌を取っているだけ」
あなた達の夢や希望を理解して、好きなようにさせてくれる親なんて、この世にいないんだから。親なんて所詮、いつまでも子供を自分の言いなりにさせたいだけなの。そのためにおもちゃを買え与えたり、きれいな衣装を着せたりしてあなた達のご機嫌を取っているだけ。
それが、あなた達の成長を一番妨げているとも知らずにね。
ましょうがないわね、人生の中で、子育て程楽しいことははないんだから。できれば、いつまでも手がかかっていて欲しいの、いつまでも甘えていて欲しいのあなた達に。よく言うでしょ、出来の悪い子程可愛いって。
親がそんな体たらくだから、20や30にもなって親離れもせず仕事もしない、フリーターとかニートとか言う輩が現れるの。この中にも沢山いるんじゃない?将来そんな風になる人が。
- 「先生の教育が良いせいかしら」
みんな素敵なお子さん達じゃありませんか。自分の悪いとこは認めた上で、こうやって一生懸命親御さん達に自分の気持ちを伝えようなんてねえ。このクラスがステキ!こんなにお友達のことを褒めたり、思いやったり。他人のことなんかどうでもいい。何でもかんでも人のせいにしようっていう世の中なのにね。今時ほんとに珍しいわーねえ皆さん。
ああ、これってもしかしたら、先生の教育が良いせいかしら?
10話
- 「将来」
要するにあなた達は勉強したくないだけなのよ。
テストの成績だけで、何でも決めるのがおかしいって言ってるだけで。
それでは聞くけど、あなた達はいったい何のために勉強にしているの?
いや、それはなんていうか…
将来良い大学入りたいし。
良い大学に入ってどうするの?
それはだから、良い会社にはいって
良い会社に入ってどうするの?
それはだから…
一生懸命働きます。
一生懸命働いてどうするの?社長にでもなるつもり?
別にそんなんじゃ…
じゃあそこそこ出世して、定年になったらたくさん退職金をもらって豊かな老後でも過ごす?そんな甘い考えで良いのかしら?
嫌な上司がいていじめられたらどうするの?会社にリストラされたらどうするの?
そもそも、あなた達の考える良い会社っていったいどんな会社?
今は、どんなに有名な会社だって裏でどんなに汚いことをやっているか分からないんだし、いつ潰れてもおかしくない時代なのよ。そんなことになったらどうするの?自殺でもするつもり?
私は別に良い会社に入るだけが幸せじゃないと思います。
馬場ちゃんみたいに漫画家になるとか、山下君みたいにJリーガー目指すとか。
まだそんな甘っちょろいこと言っているのね。漫画家になっても売れなかったらどうするの?アシスタントになって一生安いギャラでこき使われるの?サッカー選手だって、プロになれるのはほんの一握りだし、怪我をしたらおしまいじゃない。その後の人生のことは考えているのかしらちゃんと。
そんなことばっか考えてたら、何もできないんじゃないっすか?うちのじいちゃんも言ってたけど、やっぱ人生は楽しまなきゃ。
所詮あなた達にできるのはその程度のことよね。
将来のこと考えると不安だし、自分じゃ何も決められないから、今良ければ良いじゃんって開き直るしかないのよね。
この教室で、将来幸せになれる人は、ひとりもいないわね、あなた達みたいな勉学意欲のない人のために、問題を作るだけ時間の無駄です。
- 「教師が揺らいでどうするんですか」
ご心配なく。どんなことがあっても責任を取る覚悟ぐらいできてますから。
なんで、そこまでやるんですか。なんでそこまで、自分を押し通すんですか。
教師が揺らいでどうするんですか。
そんなことだから、子供達になめられるんです。先生だって、教師になられた頃は、誰にも負けない理想や情熱があったんじゃないですか?
- 「どうして勉強しなきゃいけないんですか」
どうして勉強するんですか、私達?
この前先生は言いましたよね。いくら勉強して良い大学や良い会社に入ったって、そんなの何の意味もないって。じゃあどうして勉強しなきゃいけないんですか?
いい加減目覚めなさい。まだそんなことも分からないの?勉強は、しなきゃいけないものじゃありません。したいと思うものです。
これからあなた達は知らないものや理解できないものに沢山出会います。美しいなとか、楽しいなとか、不思議だなと思うもの沢山出会います。そのとき、もっともっとそのことを知りたい、勉強したいと自然に思うから人間なんです。好奇心や探究心のない人間は人間じゃありません.猿以下です。自分たちの生きているこの世界のことを知ろうとしなくて何ができるというんですか。いくら勉強したって、生きている限り分からないことはいっぱいでもあります。世の中には、何でも知ったような顔した大人がいっぱいいますが、あんなものは嘘っぱちです。良い大学に入ろう良い会社に入ろうが、いくつになっても勉強しようと思えばいくらでもできるんです。好奇心を失った瞬間、人間は死んだも同然です。
勉強は、受験のためにするのではありません。立派な大人になるためにするんです。
- 「いじめは永遠に存在する」
先生
なんですか?
先生はなんでそんなに私達に厳しいんですか?なんで私達をいじめるようなことばっかするんですか?
イメージできる?
私があなた達にした以上に酷いことは、世の中にいくらでもあるの。
人間が生きている限り、いじめは永遠に存在するの。なぜなら、人間は、弱い者をいじめるのに喜びを見出す動物だからです。悪いものや強いものに立ち向かう人間なんて、ドラマや漫画の中だけの話であって、現実にはほとんどいないの。大事なのは、将来自分たちがそういういじめにあった時に、耐える力や解決する方法を身につけることなんです。
この中には、もうその方法を知っている人がいるかもしれないわね、もしかしたら。
…どんな時も味方でいてくれる友達を見つけることですか。
そういう考え方もあるわね。
- 「なぜ人を殺してはいけないんですか」
その子が私にこう言ったからよ。「なぜ人を殺しちゃいけないんだ」って。その子は、頭も良くて運動もできてからだも大きかったから、クラス中に恐れられていたの。自殺未遂をする子もいた。でもその子は反省もせずこういったの。
「なぜ人を殺してはいけないんですか」って。
そう質問すれば、大人がちゃんと答えられないと知っていたのね彼は。
だから私は、彼に教えたの。他人の痛みを知れと。皆、自分と同じ生身の人間なんだと。どんな人にも、あなたの知らない素晴らしい人生があるんだと。
一人ひとりの人間が持つ家族や、愛や、夢や、希望や、思い出や、友情を奪う権利は誰にもありません!残される遺族に、苦しみや、痛みや、悲しみを与える権利も誰にもありません。だから人を殺しちゃいけないんです!
…あなた達も過ちを犯すかもしれないから肝に銘じておくことね。犯罪を犯した人間は、必ず捕まります。逃げることができても、一生その呵責に苦しみます。周囲の人間からは見放されます。死ぬまで孤独です。もう良いことはひとつもありません。二度と幸せになんかなれません。
先生
なんですか?
先生言いましたよね。この世で幸せになるのはたったの6%だって。
どうしてですか?
事実だから仕方ないでしょう?
私は、そうじゃないと思います。
…どうして?
幸せって、人によって違うんじゃないんですか?みんな違う人間なんだし、ここにいる24人には24通りの幸せがあるんじゃないですか?サッカーやってるだけで幸せな人もいるし、好きな人といるだけで幸せな人もいるし。
幸せって、決めるのは他人じゃなくて自分なんじゃないですか?
…ずーっと、その気持ちを持ち続けられればいいわね。
11話
- 「生きているということ」
いい加減目覚めなさい。人生に不安があるのは当たり前です。大事なのは、そのせいで自信を失ったり、根も葉もない噂に乗ったり、人を傷つけたりしないことです。例えば、人間は死んだらどうなるかなんて誰にも分からない。言う通りにすれば天国にいけるとか、逆らえば地獄に落ちるとか言う人がいますが、あんなものはでたらめです。誰も行ったことがないのにどうしてわかるんですか?分からないものを、分かったような顔して無理に納得する必要なんかないんです。それより、今をもっと見つめなさい。
イメージできる?私達の周りには、美しいものがいっぱい溢れているの。夜空には無数の星が輝いているし、すぐ傍には小さな蝶が懸命に飛んでいるかもしれない。街に出れば、初めて耳にするような音楽が流れていたり、素敵な人に出会えるかもしれない。普段何気なく見ている景色の中にも、時の移り変わりで、はっと驚くようなことがいっぱいあるんです。そういう大切なものを、しっかり目を開いて見なさい。耳を澄まして聞きなさい。全身で、感じなさい。
それが生きているということです。
今はまだ、具体的な目標がないのなら、とにかく勉強しなさい!12歳の今しかできないことを一生懸命やりなさい。そして、中学へ行きなさい。
中学に行っても、高校に行っても、今しかできないことはいっぱいあるんです。それをちゃんとやらずに、将来のことばかり気にするのはやめなさい。そんなことばかりしていると、いつまでたっても何にも気付いたりしません。
「大人がかっこ良くないから、子供がぐれるんです」
先生はなんで、そんなに頑張れるんですか?なんでそんなに、教師が好きなんですか?
教育は奇跡を起こせるからです。子供達は成長していく中で、私達が予想する以上に素晴らしい奇跡を起こします。
…良い先生と思われるかどうかなんて、どうでも良いですよね?そんなことは、10年後か20年後かに、子供達が決めることなんだし。
…あなたも少しは、教師らしくなったみたいね。
(2017年12月23日更新)
逃げ恥についても作りました。よかったら見てください。
最近の思う所を整理
前書き。。。
久々の更新、と思いきやたった2ヶ月くらい前に更新してました。感覚としては半年くらい経ったような、社会人になってから初めて書く感じでしたが、6月までくだらないことや日記のようなことを書いていたようです。
毎日働くことで日々が濃いというか、学生時代とは違った時間感覚なんだなー。
さて、思う所はいくつかあって、自分の問題としてこれを解決しないと幸せになれないなと感じている所です。仕事の総評は別か
・仕事の総評
・これからの生き方について
・家庭について
まず、仕事について
4月からシステムエンジニアとして働いています。javascriptとかcssとかjavaとかSQL文なんてまったく知らない文系大学生でしたが、半年ほど経ってプログラミング言語に触れている内になんとなく分かってきました。9月からは1ヶ月規模の小さな案件の開発を丸ごと任される予定です。
まあそれで簡単に言うと、仕事は楽しいです。就職先はベストチョイスなんじゃないかと感じています。自分は運良く良心的な所で働いているみたいです。大学の同期やグループ内同期の話を聞いていると、毎日サービス残業していて中には終電で帰っている人もいました。朝5時〜21時で朝上司に呼び出されて会社に行くなんて人もいました。
聞いた人はほとんど営業職なんで、技術職の自分と比べることは間違っているかもしれませんが、僕が働いている会社は基本的に新人は残業はさせない方針でどこもそんな感じなのかなと思っていたので結構びっくりしました。
しかし、むしろ新人を残業させないことの方が今の社会では少数派なんじゃないかと気付きました。それが少数派なんて変だと思いますが、僕が甘ちゃんなだけなんですかね。社会は理不尽・厳しいもんだと言って今の新人に自分の新人時代の風習を押し付け思考停止させようとするのが正しいとは思えないのです。今の時代には今にあったやり方があるのではないかと思うのです。
話がそれました。4月から勤務していますが、6月いっぱいまでは勉強期間でした。プログラミングなんてやったことないので、OJTから指定された課題(文字を表示させる所からサイトを作る所まで)を手を動かして記述方法を覚えていきました。
5、6月は分からないだらけで頭がパンクしそうでしたが、それを突き抜けると頭ではなく感覚でこんな感じかなという風にプログラミングができるようになってきました。
実際に仕事は自分に向いていると感じています。できないことは多くあると思いますが、何かを作る・改善する。自分でこのシステムを作ったというのが単純に嬉しい。今は、一歩一歩ひとつひとつこなしていって技術を身につけていきたいと思っています。
課題としては、早く仕事の流れをしっかり把握することや、用件定義・見積もりの書類作成できるようになること。開発の技術面以外での不安要素を無くすことですかね。
あと、細かい所で言えば申請面。何か(休みや経費、どこかのセミナー参加する等)を申請する時の書類の提出方法が軽く教えられただけで実際にやったことはないのでそれを覚えて忘れないようにしたい。小さなことかもしれないけど、頻繁にあることじゃないからすぐ忘れてしまう。そしてその度に人に聞くのは良くないのでしっかり覚えたい。
人間関係については、良好だと思います。が、先月に新人研修で自己&他己分析の結果、僕は人間関係に余計な労力を使わない人間らしいです。確かに思い当たることは多々あります。興味がないわけではないんですが、なんの意味も生まなそうな関係は作る気がない、ということでしょうか。
それは少し根が深い話になりそうなので、なんでなのかとかは省略します。
皆さん、違った長所短所それぞれあります。
ダメな所にも意識がいきがちですが、その人が他の人よりできる所もある。それを大事にしていきたいなあと感じます。もちろん仕事に問題がある場合は改善しないとですが、それでもできる所は素直に認めてありのままを見ることができるような姿勢でいたいと思います。
きれいごとかもしれませんが諦めたらそこで試合終了です。
そんなこと無理だよと思う前に実行あるのみ。
あ、最近勉強ができてないな…java bronzeのテスト勉強しなきゃなのに手が動かないのは問題だ。なんとかしなきゃ
基本情報技術者試験も申し込んだことだし、前向きに捉えて動こうっと。
これからの生き方について
最近思い悩むのは、どういう風に生きれば幸せなんだろうということです。極端に言うと凡人としての幸せか、自分らしく孤高に生きていく幸せといった感覚です。
僕は、基本的に人のために自分を犠牲にすることができない未熟な精神の持ち主です。
何か人を楽しませようと辛い思いをするのはできません。そこに自分にとって楽しみがないとやってけません。だから、結婚も好きでもない人と結婚は考えられません、今の所は。そういう考え方が独身貴族を生み出しているっぽいです。そうすっと結婚しないと子供ができない。老後も1人になると考えるとそれって寂しくて幸せじゃない。だから、長期的に考えたら妥協して結婚して家庭持って家族のために働いていくという凡人の幸せがいいのかなあ。もちろん自分は凡人で何も特別ではないっていうのは分かっているけど、自分を完全に理解する人は現れないって分かってるけど、なかなか自分から踏み出せないんだよなあ。徒労に終わるのが嫌だと思ってしまう。使命感があれば自分からいけるんだよなあ。本当の幸せって何だろう…
正解のない問いを頭の中でぐるぐる悩んでいるわけです。
今、松下幸之助さんの『若さに贈る』という本を読んでいるんですが、そこにこうあります。
「結婚のことにせよ、仕事のことにせよ、同じことです。けっしてあわてることはない。おそろしいのは日々なすべきことをおろそかにすることです。ぴしっとやるべきことをやっていけば、ときとともに道はひらけてくるはずです。」
まだ、将来の見通しは立てられなくて自分はこのままでいいのか不安でいっぱいだけど、まずは「ぴしっとやるべきことをやって」いこうと思いました。それが、整理
家庭について
僕、親とは仲が良くなくて。良くないと言うか、母親を完全に無視しているんですが。まあ、生理的に嫌悪する性格の持ち主なんです。親子でもきっとそういうのはあると思うんです。あと、子供時代の虐待がトラウマになっていて乗り越えられてない自分の弱い所のせいでもある。
話しかけられると心がざわついて平常心じゃいられなくなるんです。なにか返答すると相手は自分の嫌なことしか言わない。というか勘違いな捉え方をする。それをただそうとすると意固地になって意見を曲げようとしない。それに疲れて何も言いたくなくなる。どうでもいいことすら万事が万事そんな調子なので、家では母親のTV見る笑い声しか基本しません。ときたま父親がなにか言ってますが。母親が高圧的に違う!と叫びだすので父親は大したことでない場合はすぐ黙ります。
もうね、こんな人間に歩み寄りたくない。多分僕に人生のなかで一番苦手なタイプ。感情的で短気で暴力的で高慢で体裁気にしておしゃべり好きで今が良ければそれで良いみたいな人間。TVクイズ番組で出演者と張り合って先に答え言って、正解だったらドヤ顔して周りに自分すごいでしょアピールしちゃう未熟な精神の持ち主。
この人とうまくやれたら、僕は無敵です。それだけに強敵。今の自分のレベルでバトったら大ダメージで生活に支障が出る。ので自分のレベル上げしなければいけません。いつか許せる時が来たら、、、親子とか関係なく人としてお互い無理することになるので一緒に暮らすことはあり得ませんが、適度な距離感(年に1回レベルね)で接することができたら僕は幸せになれるんじゃないかと思います。
以上、こんなことを思っていました。
言い出す勇気・人に対して踏み込む勇気、そして諦めずに伝えようと言葉を続ける根性があれば一気に片付きそうですね。
えらく精神を消費して何も手が付けられなくなることが怖い。もう心は小学生の頃にやられてぼろぼろですよ
癒されたいわー
トライアスロン初出場!
トライアスロン大会に出ました!
前日は雲一面の空で雨だったんですが、当日は真っ青な空とアツい太陽、そしてきれいな海が見えました。
雨男の役員がいないおかげですね。
ほんと色々ありました。全力で戦って全力で感じた一日でした。
この1泊2日すべてが価値。輪行してフェリー乗って自衛隊の潜水艦見てロードバイクで雨の中山道や海岸沿いを会場まで走って、前日ですでに疲れてました。
宿では、公務員やめて年金暮らしのゲンさんがやってる宿に泊まらせてもらって、畳の上に布団しいたりBBQしたり神社まで肝試ししたり。翌日の朝ご飯はたまご掛けご飯とけんちん汁でした。美味しかったです。
大会では、館山の海を必死で泳いだり急いで着替えて自衛隊の基地の中を走ったり、撮影禁止とかいう制限かけられてるのも新鮮だったり子どもたちの水かけや給水所でのかけ声やゴール前でのハイタッチが可愛かったり、全力で戦って全力で感じた一日でした。先輩達はもっと長い距離を泳いだり漕いだり走ったりしているのですごいと思いました。早稲田のスポ科大学院原田ゼミがアンケート調査していて剛を知ってる人がいてびっくりしたり、日差しが非常にキツくてかつてないほど日焼けしたり、仲間とやり遂げるって良いなと思ったりゴールしたらバナナとトマトもらえたりほんと天気よくなって素晴らしい一日となりました。天候にも大会主催側にも一緒に出場した仲間にも感謝ですね。
レース中はしんどいですが、終われば最高に楽しい思い出です。
卓球でもなんでもハイレベルな試合見てると、意識高まるっていうか自分も頑張らなくちゃと思う。そして後ろの観客席でカメラ手にカシャカシャやるような奴だけにはなりたくはないと思った。
世界卓球終わっちゃった。
日本男子はドイツに負けて銅メダル。ドイツ人雰囲気めっちゃ暗くてネガティブそうだった。一緒にいるだけで落ち込みそう。あいつらの大口開けて笑った顔が見てみたい。寡黙そうで喋っても体格の割にちっさい声で、理屈こねくり回してそう。そして永遠悩み続ける。ただ団結したら鉄のかたまり熱したみたいに、さながら蒸気機関車みたいに猪突猛進しそう。完全に第1印象、てかイメージだけど。
日本男子は、外見意識し過ぎ。一般人並に髪型とか意識しちゃってる時点でダメ。何前髪整えてんの。目の前髪がばさばさして邪魔じゃないの?爽やかさとか狙ってんじゃねーよ。代表ならどうやったらポイント取れるかってことだけ意識して。そこだけは海外の方のお洒落への無頓着さほんと見習って欲しい。見た目も結果もとるとかおごってるんじゃねーぞ。2兎追うものは1兎も得ねーんだよローマのことわざが証明してる。集中と洗濯なこれ常識。
でも分かる。事情はよく分かる。卓球界って地味目だったもんな、今まで。文化系男子の唯一イケイケ男子がいない球技だったもんな。若い奴は華やかさに憧れてサッカーとかバスケとか野球とか行っちゃって、なかなか卓球に良い人材が集まらなかった。でも、イケメン卓球選手がいれば!イメージアップに繋がるもんな。世界で優秀な成績収めたら、卓球も子どもたちの選択肢に入る!ほんとは卓球やりたかったけどみんなサッカーやるみたいだからサッカー部入ろって思ってた子も、卓球面白そう!皆でサッカーよりも、ちょっと卓球やってみようかな、ってなってくれるかもしれない!
でも、まず勝たなきゃ意味ねーんだよ。
勝て。
お洒落も卓球界のイメージアップも全てはそっからだ。
さて次は日本女子。カットマン石垣、ベテラン平野、エース石川。この3人が主役でした。
日本は中国にストレート負けでね、アナウンサーは良い戦いだったとかおっしゃってましたが、正直一矢報いたかぐらいだよね。石垣が1ゲーム取ってあとは所々勝負に勝って、それ以外8割方実力負けだよね。だからTVとしては、全体の雰囲気としてメダル獲得やったね!だが、金はまだまだまだまだ遠かった!っていう感じが自然な感じかと思ったのに。バランス大事よね。意識高すぎず低すぎず。銀メダルなんてダメだ金取っ手こそ意味があるんだ!とか言っちゃうとじゃあ今までの活躍は意味なかったんですか。金取れなかった99%の人は無意味だったというんですかとかなっちゃう。
でも銀やったね!素晴らしい!あの王者中国相手にとても良い試合を見せてくれました。選手も全力を出し切って満足げな表情です。いやートップクラスの試合でした。日本以外誰があそこまでできたでしょうか。中国勢のあの汗と気合いの入りよう見てください。日本、やったじゃありませんか大健闘じゃないですか…
と褒めちぎる。しかし、結果をみてみると0−3。石垣の1ゲームのみであとは完敗。スピードもパワーも精神力も勝てる時はあったかもしれないけど、全体としては劣ってる。
TVはなんでも雰囲気で良い物語で終わらせちゃいけないと思うんだけど、ちゃんと冷静に実力差を認めて次に繋げる期待する、そういう盛り上げ方って必要なんじゃないの。決勝まで行きました、だがまだまだ中国の壁は破れそうにない!日本の優勝への課題はまだまだありそうです!次どんな成長を見せてくれるのか楽しみです!とか急ぎ過ぎかな?
選手に、お疲れ様よく頑張った、決勝まで行けたのは並大抵のことじゃない。誇るべきことだって健闘を称えるのは勿論。だけど全力を尽くしました満足ですって終わっていいの?銀メダルで満足しちゃうの?ってこと追求しないと。
まあでもね、これもねバランスの問題でね。何年もこの大会に向けて辛い練習してきたわけだ。今日は笑って終わったー!って過ごしても全然良いとも思う。1週間、いや1ヵ月くらいぱーっと遊んでも良いかもしれない。TV側も気遣ったんだと思う。さあ次の大会に向けて特訓だってそれどんな卓球ばか?
彼女らは結果を残したわけだ。中国に勝つには課題は山積みだ。彼女らの世代ではまだ勝つことはできないかもしれない。中国はそれぐらい厳しい競争で鍛えられた選手だと感じた。基礎筋力を今まで以上につけてスピードアップを図るとともに新しいアイディアが必要だ。日本チームとしての勝つための今までに無い戦術が。それは闇雲に練習しても意味が無い。腰を据えてじっくり考えて取り組む必要がある。そしてそれは、監督やコーチ、スタッフの役割だ。選手は今は体と気持ちをリフレッシュすれば良いと思う。時間はあるのだから。
というわけで、TVのアナウンサーが素晴らしい試合だったと連呼するもんだから、イラッときて、完敗じゃんもうちょっと次に繋げるようなこと意識しろよって思ったけど、終わったばかりだし、健闘を称えて楽しい雰囲気で終わりましょってのがバランス良いかもね。ってお話でした。
それでもふと思っちゃうんだよね。
あくまで大半の普通の人についてなんだけど。
そして僕ら一般人は一般人なりにスポーツ馬鹿を支えてあげないとね。