世界は考え方でどうにでもなる

社内SEからジョブチェンジし、コンサルタント見習いです。「人間を科学する」ことに興味があります。

会社に退職する話をしました

こんばんは。

 

ようやく、会社の方に退職の意思を伝えることができまして、話が進んでおります。

そこに至るまで、上司とその上の上司と話し、なんで辞めるんだ、どこ行くんだ、不満は何か、やりたいことはなんだ、それならここでもできる、こんな部署に興味はないかetc...

僕の説明も正直な気持ちを伝えたつもりですが、逆にそれが共感しづらいようで納得がいっていないようでした。が、「辞める気は変わりません」と言い続けたら、翌日に役員から飲みのお誘いがきました。小さい会社なので、役職者でもフランクです。

役員の方は転職組なので理解はしてくれているようですが、なにぶん生きてきた時代が違い、話が昔すぎてこちらが共感できなかったので、気持ちが揺らぐことはありませんでした。最終的には諦めてくれたようでした。

最後は社長から業務中スカイプがあり、業後に飲みで1対1で社長の話を聞いたり、自分の話をしたりしました。雰囲気としては、残念でしょうがないけど、何が良くなかったのかを知りたいという感じでした。

そこで僕がすごい不思議に思ったのは、なんで社員がやめない前提なのかってことです。その時は違和感だけでうまく伝えられなかったんですが、割と前から、高度経済成長期のような働き方は、今の日本の働き方に合わないということが言われてきていることは周知の事実だと思います。

終身雇用と年功序列が良くありますよね。

これは、個人的な感覚ではなく、現実を捉えていると思う。つまり、会社にずっといるだけでは、得られるものより失うものの方が大きいということだ。今の時代は変化が早く新しいものが次々と生まれている。一つものに拘ると時代遅れになり価値が無くなる恐れが高い。変化を恐れたらおしまい。常に改善していく必要があります。

だから、会社は社員が留まってくれるような制度や環境や給料、仕事を常に良くしていく必要があると思うし、従業員はその分しっかり働かなければならない。というのが僕の認識なんですが、どうもそういう考えは僕の周りにはあまりいないらしい。

今の会社、雰囲気や人はすごくいいのですが、仕事の進め方や姿勢が保守的な人が多い様でした。仕事がなんとなくできてくると色々任されたり自分の意見が認められたりするのですが、そこで相乗効果というものがなく、単発で終わることがほとんどでした。やる気のない人と一緒にする仕事ほどつまらないことはないなと思いましたね。

そういう環境を変えたかったのが転職する大きな理由の一つです。

 

で何が良くなかったかというのは、端的に言えば職場環境ですね。やる気のない人が普通にいる環境。ここで言う「やる気」というのは、モチベーションとかではなく、「与えられているものに対して正当に返そうという意識」です。結局、人を変えようとするよりは自らを変える方が簡単なので、今回もそうしたというだけです。

 

とりあえず、現状は退職願を提出し、スケジュールも調整し、あとは退社日まで業務をこなして有給消化をする予定となっています。

 

一番最初に「上司に退職することを決めました」って言うまでが一番ストレスでした。上司からは裏切られたという印象があって若干仕事がしづらいですが、最後までしっかり仕事をしたいと思います。

 

それでは。