(今日の良いこと5)リリースの予定が遅れても付き合ってくれたクライアント
その日中にリリースしなければいけないものがあった。ただ、既にものは完成しているんだけど、検証環境での検証がまだ十分にできていなくて、クライアントに渡せる状態ではなかった。検証手順も分かっていて、その通りにやれば確認できるはずなんだけど、何故か期待通りの結果が得られない。
そうしていたら、自分のスケジュール管理が悪いせいだが、16時にリリース予定だったが、15時の段階でこっちの検証も終わってないし、クライアントの検証もできていない。だから、検収完了書ももらえてない。リリース承認に必要な書類が揃っていない状態だった。そうなる前に早く先輩にアラートをあげるべきだった。いや、何度か助けを求めたが、自分の主張が弱かったせいで、時間に間に合わせように動けていなかった。
そして、クライアントに予定に間に合わない旨を伝えると17時半までにリリースできれば問題ないとのことだった。そこでまずは一安心。少し余裕ができた。と思うのもつかの間、承認者が打ち合わせで外出して18時まで戻ってこないという。これは完全に自分のせいだ。上司のスケジュールをチェックするようによく言われていたのに、ミスしてしまった。
なんとかしてリリース承認できる状態まで持って行こうとしたが、先ほどの検証でずっとつまづいたままで、どうにもできなかった。そこで先輩に頼んで時間を使って調べてもらい、原因が分かった。が、上司はすでに出発していたため、現実的に17時半までにリリースは不可能となった。その旨をクライアントに伝える時がとても心苦しかった。
何て言われるだろうとか、さすがに怒るかな、とか、1分くらい受話器に手を伸ばし戻し悩んで、電話した。
「すみません、リリース承認者が18時まで外出してしまって17時半までにリリースができなくなってしまいました…」
「あーそうなんだ、じゃあどれくらいにできそう?時間わかったら教えてよ。」
なんかものすごくあっさりしていた。
で、まあなんとかこちらの検証が終わり、クライアントに検証エビデンスを送付してそこから細かい修正要望があったので修正したりして20時にリリースできた。
なんだろう、ますはこちらのミスが問題だ。
①進捗が遅れた時点で周りに相談すること
②上司のスケジュールを確保すること
これらを忘れずに実践するようにしよう。
そして、ありがたいと思ったのがクライアントの姿勢だ。普段は無茶振りしてくる人だが、この時は、時間の約束を破ったにもかかわらず怒らず、リリースできるかできないかを冷静に考えていた。
もう少し、クライアントを信じてもいいのかもしれない。そう思った。