世界は考え方でどうにでもなる

社内SEからジョブチェンジし、コンサルタント見習いです。「人間を科学する」ことに興味があります。

「鬼滅の刃」「呪術廻戦」を読み「うっせぇわ」「怪物」を聞いて気づいたこと。虐げられる立場から脱却したことによる心境の変化を自覚した

こんにちは。

たった今感じたことなので、正確性とかは一旦置いて思ったことを残しておきたい。

最近、漫画「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」を読んだりAdo「うっせぇわ」YOASOBI「怪物」などの最近若者に人気と言われるものを見たが、あまり心動かされるということがないなーと感じていた。

 

ただ、鬼滅の刃はもちろん言葉のチョイスとか悲しみや悔しさの表現がすごいなあと思うし、漫画として面白いことは間違い無いと思うのだけど、熱狂するほどなのかとどこか覚めた自分がいた。

あと、時間が夜明けまであと25分ってその時代(どの時代か詳細は不明だけど)でどうやって分かったんだろうとか時間って何時何分って単位だっけとかどうでも良い些細なことが気になってしまう。

呪術回線も最近話題になっているようで、読んでみた。漫画として面白いと思うが、どこかNARUTOチェンソーマンと似てる気がするし、五代悟の無敵感は設定ぶっ壊れすぎて無いかがまず心配になる。

あまり熱狂的になったり感動しなくなったのは、今まで色々見てきてなんかどこかで見たことあるという記憶が邪魔しているのだろうなーと、これが大人と若者の違いになるのかなとぼんやり思っていた。

 

そして、音楽はメロディーは好きだし歌詞も共感はできるのだけど、「そうだよねー」という感じなのだ。

当事者としてハマることができない。

「そうそう、抑圧されたり、制限されている環境ではそう感じるよね」と思ってしまう。

ということは、自分は今はそういう環境じゃ無いんだなとふと気がついた。

これは自分にとって結構衝撃的だったので筆をとっているわけだけど、子供の頃は親に支配され、

学生の時は勉学や恋愛に苦労し、社会人なりたての時は仕事に忙殺されたり会社の理不尽さに失望したりと、色々苦痛や不満、どうにもできないことに対する鬱憤が溜まっていたと思う。

 

子供のとき、親からのDVや学校もつまらない勉強や習い事で自由な時間もないどうしようもない閉塞感に苛まされ、逃げ道がない時の苦境から立ち上がる系の小説は、死にたくなるような気持ちを少し和らげてくれた。

「ダレンシャン」「デルトラクエスト」「ドラゴンラージャ」「ブレイブストーリー」「ハリーポッター」etc...小説はキリがない。誕生日プレゼントは図書カードがいいと言っていた。

学生のころの失恋など今となっては恥ずかし可愛いものだが、当時としては希望がなく先が見えない未来に絶望していた時、漫画やアニメを見たり失恋ソングを聞いたりすることで、現実逃避できた。

社会人になってからは、通勤時に中島みゆき「ファイト!」「Fight Song」「できっこないをやらなくちゃ」「水流のロック」など聞いて奮い立たせていた。映画音楽で「グレイテストショーマン」「ララランド」も聞いていた。


Rachel Platten - Fight Song (Official Video)


サンボマスター できっこないをやらなくちゃ


日食なつこ -「水流のロック」MV

 

パッと思い出せないけど、他にも色々やった気がする。

 

それから、コンサルに転職してパワハラマネージャーに運悪く捕まって鬱になりかけたけど、今の現場は、マネジメント系の勉強で苦労していることを除けば、辛いことがない。

何かに支配されてもいないし、生活に困っていることもないし、テストもないし、一人で不安とかもない。

端的にいうと、おおよそ満足していると言える。

だから、悔しいとか、ふざけんなとか不平不満という感情がほとんどなく、不幸や不遇の環境からなんとかしようともがくというストーリーがあまり共感できないのかなと思った。

というのが、たった今の気づき。

 

それでは。